アメリカのケリー国務長官は27日パリで、フランスのファビウス外相と中東情勢、マリ情勢などをめぐって会談を行いました。
フランス外務省のライヨ報道官は27日記者会見で、「シリア危機について、ケリー国務長官とファビウス外相は、交戦中の双方が化学兵器を使用することを懸念している。ファビウス外相は、対シリア武器禁輸の解除に関するEU内部の討議を通達した」と発表しました。
双方はまたマリ危機の総合的な解決についても重ねて話し合い、「テロリズムを撲滅してマリの主権を回復する。マリの北部と南部の対話を促進し、政権移行のロードマップを守り、すべてのマリ国民がマリの発展から利益を得ることを確保すべきだ」と改めて強調しました。ファビウス外相はマリに駐留する兵士を4月から減らす計画を明らかにし、双方は7月からマリに国連の平和維持部隊を派遣することを討議したということです。(Yin、大野)国際・交流へ
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