中国空間技術研究院の葉培建研究員は3日北京で「2020年前後までに、中国の北斗衛星ナビゲーション・システムが世界をカバーするだろう」と述べました。

　それによりますと、中国はこれまでに、北斗ナビゲーション実験衛星4個、北斗衛星ナビゲーション衛星16個の打ち上げに成功しており、北斗システムプロジェクトにおける「三つのステップ」戦略では第2の目標である地域範囲のネットワークの構築が実現したということです。

　計画では、2020年前後までに、静止軌道衛星5個と非静止軌道衛星30個からなる北斗グローバル衛星ナビゲーション・システムが完成する予定で、完成後は世界をカバーする高精度な測位およびナビゲーションなどのサービスを開始します。（任春生、中原）

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