国防省が14日に公式ウェブサイトで明らかにしたところによりますと、中国の4つ目の衛星発射場となる海南衛星発射場(海南省文昌市)の建設は順調に進んでおり、来年初めにも、中国の次世代大型ロケット「長征5号」の打ち上げを予定しているということです。
海南衛星発射場は「長征5号」ロケットを使って、地球静止軌道衛星や大質量の極軌道衛星、深宇宙探査機、大型宇宙ステーション、貨物輸送宇宙船の打ち上げを行います。
またこの発射場は酒泉、太原、西昌にある3つの衛星発射場と比べ、緯度が低く打ち上げ能力が高いほか、鉄道では輸送できない直径5メートルのロケットを海上から搬入できること、ロケット飛行・残骸落下エリアの安全性が高く、地上の人員や建築物に影響をもたらさないなど多くの利点があるということです。また外へ向けて開放され、将来は宇宙科学普及の拠点となるとして期待が持たれています。(玉華、吉野)暮らし・経済へ
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