中国は2013年に、有人宇宙船「神舟10号」、月探査機「嫦娥3号」のほか、凡そ20機の衛星を打ち上げる計画です。
19日未明、中国は酒泉衛星発射センターで「長征2号丁」を使ったトルコの地球観測衛星「GK-2」の打ち上げに成功しました。これで、中国は今年合わせて19回の打ち上げを実施し、28の衛星を打ち上げました。また、初の有人ドッキングを行いました。
中国宇宙開発部門の関係者は、「今年、全ての打ち上げ任務がいずれも円満に成功した。これは中国の宇宙製品の開発レベルがアップしたことや、中国の宇宙飛行事業が安定し、急速な発展の時期に入ったことを示している。来年、計画に基づいて中国は『天宮1号』と『神舟10号』の有人ドッキング、月探査プロジェクトの第2段階である嫦娥3号の試験飛行を実施する」と述べました。
「神舟10号」は2013年6月上旬に打ち上げられ、「天宮1号」とのドッキングを実施する予定で、宇宙飛行士は引き続き男性2人と女性1人になる可能性が高いということです。(玉華、中原)暮らし・経済へ
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