中国商務省の瀋丹陽報道官は20日北京で、「中国共産党中央が『節約奨励』や『勤務態度の改善』などについて8項目の規定を公布して以来、中国の一部の高級飲食企業のぜいたく消費は抑えられてきている」と明らかにしました。
瀋報道官は、「サンプル調査によると、北京、上海、寧波などの高級飲食企業の売り上げは、それぞれ35%、20%、30%減少した。春節(旧正月)期間中、各地の高級レストランでの高級メニューの売り上げは著しく減少し、ツバメの巣やアワビなどは40%、フカヒレは70%以上減少した。高級レストランの食品贈答セットの売り上げは45%減り、高級酒の売り上げも著しく減少した」と発表しました。
瀋報道官はまた、「高級飲食企業の営業収入と関連消費額は減少したが、社会の持続可能な発展という目標から見れば、倹約に勤めて浪費に反対することは、文化的で環境にやさしく低炭素な消費パターンの形成には有益だ。そして、消費の持続可能な発展を実現し、農産物の需給ギャップの緩和と生態系バランスの維持、環境の保護に重大な意義がある」と述べました。(白昊、大野)暮らし・経済へ
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