中国共産党中央の習近平総書記はこのほど、中国は平和発展の道を進むことを堅持し、国家の核心的利益を絶対に犠牲にしないと強調したことは。世界中の華人から大きな反響を呼び、高く評価されています。
アメリカの中国語サイト「シカゴチャイナニュース&ダイジェスト社」の張大衛社長は、このほど中国の周辺で見られた不穏な情勢に対する習総書記の発言は、ある勢力への厳重な警告であり、また覇権主義と冷戦思想を持ち続けるある大国への警告でもあると述べています。
中国リポート、今日は、国の核心的利益について、「シカゴチャイナニュース7ダイジェスト社」の張大衛社長の見解をかいつまんでご紹介しましょう 。
習近平総書記は、「いかなる外国も、われわれが自らの核心的利益を取引対象にすることを期待してはならない。われわれがわが国の主権、安全、発展上の利益を損なう苦々しい果実を呑み込むことを期待してはならない」と強調しました。これについて張社長は、「この発言は日本の右翼勢力の釣魚島問題における妄想を徹底的に打ち砕いた」とした上で。
「現在、中国の国民は国の建設に専心している。従って、平和で安定した外部環境を期待していると同時に、中国人は和をもって貴しとなし、誠意を持って各国との平等、互恵と友好協力の関係を構築している。しかし、これらの目標を実現するには、中国の核心的利益が侵害されたり脅威を受けてはならないという前提条件がある。国の基本制度と安全が保障されなければ、主権と領土保全も脅威や損害を絶えず受けたりする。そうなれば経済、社会と文化などの分野の発展、そして地域と世界の平和と安定も脅威を受けることになる。もし、国の核心的利益が効果的に保護されなければ、或いはそれが世界の政治や経済分野で取引にかけられたりすれば、その国は国民からの信頼を失い、真に強大になってはいけないだろう」と話しています、
習総書記は、「中国は平和的発展の道を歩む。他の国々も平和的発展の道を歩まねばならない。各国が共に平和的発展の道を歩んで初めて共同発展が可能になり、国と国との平和共存が可能になるのだ」と述べています。これについて張社長は、「今の世界では経済のグローバル化が更に進み、政治の多元化と多極化が進んでる。平和な発展は『地球村』に住む全ての住民の共同の願いである。しかし、一部の地域、また一部の問題で、局地的な衝突や武装勢力による脅威が存在している。その原因は、一部の国或いは一部の勢力が、様々な方法と手段を用いて他国の核心的利益を侵害していることにある。国際関係において、各国はそれぞれの核心的利益を互いに尊重することを準則とし、これを国際秩序を維持する先決条件と重要な保障としていくべきだ」と語りました。
張社長は、また「中華民族の『中国の夢』を実現するために、国家の核心的利益を犠牲にしてはならい。国家の核心的利益を効果的に守ることにより、戦略的チャンスを得て、偉大な民族の復興を実現することができる」としたあと
「国家の核心的利益を守るためには、国の経済と軍事力に依拠すると同時に、外交的な策略と知恵にも頼らなければならない。そして最も重要なのは、全国民の意志を強め団結していくことである。国内外の中華民族の子孫が一致団結して、国家の主権と領土保全を守り、平和な発展を堅持する意志と決意を固めることが、我々の国の核心的利益を守る上で最大の保障となる」と語りました。
中国リポート、今日は国の核心的利益について、「シカゴチャイナニュース&ダイジェスト社」の張大衛社長の見解をかいつまんでご紹介しました。(劉叡、kokusei)
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