ロシアの国防省は16日、「ロシア空軍がここ最近太平洋海域で飛行任務を遂行するという計画はない」として、爆撃機のグアム島上空旋回の報道を否定しました。
米の報道機関によりますと、ロシア空軍の爆撃機「ツポレフ95」2機が12日、米領のグアム島上空を旋回し、米空軍の戦闘機がスクランブル発進しました。さらに、ロシアの爆撃機には、核弾頭を搭載した巡航ミサイルも配備されていたということです。
ロシア国防省はこの報道を否認しています。
ロシアの報道機関は、ロシア空軍が16日から極東地区で5日間にわたる爆撃機パイロットの実戦訓練を始めたという情報を得た米報道機関が、「豊かな想像力」を駆使して「ロシア軍用機のグアム島上空旋回」を作り上げたと見ています。
実際のところ、今回の訓練はロシアの極東地区で行われ、太平洋海域ではありませんでした。使用された機種も報道されたTu-95戦略爆撃機とは異なり、SU-24戦闘爆撃機だったということです。(朱丹陽 中原)
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