南アフリカのメディアが14日に報道したところよりますと、両足義足でロンドンオリンピックに出場した南アフリカのオスカー・ピストリウス選手がこのほど、自宅で恋人を射殺した疑いで逮捕され警察の取調べを受けているということです。

　報道によりますと、南アフリカでは暴力犯罪率が高いため、多くの家庭には護身用の銃器が置かれています。ピストリウス選手は、恋人を強盗と勘違いし、自衛のために発砲したとみられています。

　1986年生まれのピストリウス選手は北京パラリンピックで金メダル3個、銀メダル1個を獲得し、2012年のロンドンオリンピックでは、初めて健常者と共に競技に臨んだ義足ランナーとして知られています。（02/15　Lin、丹羽）　国際・交流へ