中央アフリカ共和国駐在の孫海潮中国大使は1月1日に、現地時間の2012年12月31日午前までに、同国にいる中国人の出国作業はほぼ完了し、全員無事であることを明らかにしました。
孫大使は、「情勢が悪化する前までは、313人の中国人が中央アフリカ共和国で働いていた。そのうち華僑と民間企業の従業員20人が近日中に出国する予定だが、他にも様々な理由で出国を希望しない人もいる。大使館は引き続き出国を勧めていくとともに、同国にとどまる中国人の安全を全力で保障する」と話しました。また孫大使は「大使館スタッフは今後も現地にとどまり、情勢の変化に注目し、同国に残る中国人にできる限りの安全保障と支援を提供する」と述べました。
中央アフリカ反政府武装勢力連合体のセレカは、同国の政府が2007年の停戦協定を履行しなかったことを強く非難し、大統領の辞任を求めています。2012年12月10日に衝突が始まって以来、セレカは既に10余りの都市と領土の大半を占拠しているということです。(劉叡、吉野)国際・交流へ
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