フランスのエロー首相は29日、「マリへの軍事介入は実質的な進展を成し遂げたが、過激派武装勢力が暴力活動をとる可能性は依然として存在するため、油断はできない」と述べました。
エロー首相はこの日に開かれたマリ問題をめぐる会議の後の記者会見で、「マリにおける過激派武装勢力の攻勢は阻止された。フランス軍の支持により、マリ軍は一部の重要な都市を奪還した」と述べた上で、「今の目標はマリの領土保全であるが、脅威が徹底的に排除されたわけではない」と指摘しました。
今回の作戦に動員されたフランス軍4600人のうち、3500人がマリに配備されているほか、EU・欧州連合諸国とフランスの同盟国がサポートや情報などの面でマリ軍を支援しています。目下、EU諸国はマリ軍の訓練や政権の移行プロセスの推進に力を入れています。
一方、イギリス政府はこの日、フランス軍の介入を支持し、300人の兵士をマリに派遣することを明らかにしました。(万、中原)国際・交流へ
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