このほど、米シンクタンクの一つ、ニュー・アメリカ・ファンデーションが「無人機の年」というデータベースを発表し、2012年、米無人機の目標がパキスタンからイエメンへ移されたことを明らかにしました。
米無人機は2009年から、パキスタンで大規模な飛行活動を行い、情報収集やタリバン武装勢力の攻撃などの任務を担ってきましたが、誤って一般市民を攻撃するケースがしばしば発生したことから、パキスタンの民衆と政界の不満を招きました。
これと同時に、米無人機のイエメンでの軍事活動が去年の18回から今年は53回と増え、これにより少なくとも400人が死亡しました。しかし、ニュー・アメリカ・ファンデーションのデータベースでは、死亡者にどれだけのアルカイダメンバーと一般市民が含まれているのかはわかりません。その原因について「これらの攻撃活動は米中央情報局(CIA)と米軍が別々に実施したからだ」としています。(ヒガシ、中原) 国際・交流へ
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