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 米国会首脳、年内の「財政の崖」の合意達成を懸念

2012-12-28 14:31:10     cri    

 アメリカ民主党のリード上院院内総務は27日、「議会は最後の期限までに『財政の崖』を回避し、協議に達成する十分な時間があるかどうか確定できない」と示唆しました

 アメリカ上下院両院は数ヶ月前に、いずれも税収に関する各自の法案を承認しました。上院は中産階級の減税措置を延長することを求めていますが、下院は「ブッシュ減税」の全般的延長を支持しています。オバマ大統領は先週、中産階級の税収を増やさず、200万人の失業者への政府救済の確保を希望すると述べました。

 一部の経済専門家は「これらの政策はアメリカの財政赤字と債務の削減にプラスになるが、国民の可処分所得が減少したことにより、消費を抑えて、経済の回復にマイナスとなるだろう」と見ています。

 アメリカのコンファレンスボード(全米産業審議会)は27日に、12月の消費者信頼感指数を発表しました。それによりますと今月の指数が11月の71.5から65.1に下がり、今年8月以来の最低レベルになったことが分かりました。個人消費はアメリカGDPの7割を占めているため、この指数がアメリカ経済の動きを図る重要な指標とされています。(万、ヨシノ)国際・交流へ 

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