韓国メディアは6日、朝鮮が予告しているロケットの発射の日程が迫っていることを受け、韓国とアメリカが朝鮮に対する監視レベルを引上げた上で、制裁措置を検討していると報道しました。

　それによりますと、朝鮮はロケット発射の準備作業を完了しており、10日から12日の間に発射する可能性が高いということです。　　

　これを受けて韓国とアメリカは偵察機や偵察衛星の運用範囲を拡大し、朝鮮に対する監視を強化しています。

　別の報道では、アメリカを訪問中の韓国外交通商省のイム・ソンナム(林聖男)朝鮮半島平和交渉本部長は6日、「韓国とアメリカは、朝鮮への発射放棄のための説得に努めるのが最善だと考えている。しかし、朝鮮が発射を実施すれば、国連安保理の関連決議に基づき、必要な制裁措置を取る」と述べました。

　同じ日、韓国統一省は「朝鮮がミサイルを発射すれば、韓国政府は厳しくこれに対応していく」と発表しました。(鵬)　国際・交流へ