カンボジアとタイへの公式訪問を終えた中国の温家宝首相は21日夜、北京に戻りました。
温家宝首相は招請を受けて今月18日から21日にかけ、カンボジアの首都プノンペンで開かれた東アジアサミット関連の会議に出席するなど、カンボジアのほか、タイも公式訪問しました。
サミット期間中、温首相は各国の首脳らと、現在の地域情勢や東アジアの協力発展をめぐり、徹底した意見交換を行い、中国側の立場を全面的に、かつ入念に説明するとともに、重要な構想を提案しました。
また、カンボジアとタイを訪問した際、温首相とこの両国の首脳は、伝統的な友情を深め、互恵協力を拡大する上で共通した認識に達しました。
温家宝首相に随行した楊潔チ外相は「温家宝首相の今回の訪問は成功を収め、中国は責任ある大国であることを示すことができた。中国は今後とも善隣友好協力を続け、各国と協力して、東アジア地域の繁栄と安定した未来を切り開いていく」と述べました。(劉非 山下)
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