第7回東アジアサミットに出席中の中国の温家宝首相は20日、カンボジアの首都プノンペンでアメリカのオバマ大統領と会談し、中米両国が相互尊重と互恵共栄の協力パートナーシップを堅持するという、積極的なシグナルを世界に向けて発信しました。
温家宝首相は、オバマ大統領の再選に祝賀の意を示した後、胡錦涛国家主席及び中国共産党中央の習近平総書記の挨拶を伝えた上で、「中米関係は世界で最も重要な二国間関係の一つである。持続的で健全かつ安定した中米関係の発展を維持することは、両国及び両国国民の根本的な利益に合致し、アジア太平洋地域ないし世界の平和・安定・繁栄にもプラスなる」とし、世界に向けて中米関係の発展に関する積極的なシグナルを発信していきたいとの期待を示しました。
オバマ大統領は「米中の指導者が共に直面している世界問題及び地域問題について接触とコミュニケーションを保つことが非常に重要だ。世界最大の2つの経済体として、我々はアジアと世界の経済バランスの促進や持続可能な成長の実現に特別な責任を持ち、リーダーシップを発揮しなければならない」と語りました。(ZHL、中原)
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