一部の国が最近、「シリア反体制派とシリア革命の国民連合」はシリア国民の合法的な代表と認めました。これに対し、中国外務省の洪磊報道官は14日、北京での定例記者会見で、「シリアの前途と運命はシリア国民が決めるべきだ。中国はシリアの各方面と共に接触と連絡を継続したい」と明らかにしました。

　洪磊報道官は「シリア国民が主導となる政治への移行プロセスをできるだけ早くスタートさせ、推進することによって、シリア問題の公正、平和、適切な解決を望んでいる」と述べました。

　また、別の報道によりますと、韓国は今年5月、朝鮮製の弾道ミサイルの部品がみつかった疑いで、シリアに向かう中国籍の貨物船を拘留しました。これに対し、洪磊報道官は「中国は大量破壊兵器やその運搬手段の拡散に反対し、関連の違法行為に対して法に基づいて処理する」と述べました。（11/14　Lin、山下）
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