国連のマーティン・ネシルキー報道官は6日、ゴラン高原の非軍事緩衝地帯でシリア政府軍と反体制派の小規模な衝突が起きたことについて、注意深く見守っていくとの考えを示しました。

　これはニューヨークの国連本部で行われた記者会見で述べたものです。

　その中で、ネシルキー報道官は「非軍事地帯で軍事衝突が起きたことは、シリアとイスラエル双方が1974年に達成した『兵力引き離し協定』に著しく背くものである。これは、双方の緊迫した状態をさらにエスカレートさせ、両国の安全をも脅かすことになる上、国連スタッフの安全から保障できない状態に置かれることになる」と指摘しました。（劉非　中原）

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