カタールの首都ドーハで協議を続けていたシリア反体制派組織の代表は11日、反体制派勢力が統一組織「シリア国民連合」を樹立することで合意し、関連協定に調印したと発表しました。

　反体制派組織「シリア全国委員会」幹部のサレム氏は記者のインタビューに、「シリア国民連合」はエジプトの首都カイロまたはヨルダンの首都アンマンを本拠地にし、次のステップとして政府樹立を検討すると述べました。

　また、新しく成立したこの連合組織には60の議席が設けられ、うち「シリア全国委員会」が22席を占め最大グループとなっています。連合成立後、政府、司法機関、軍事機関、救援組織も創設していくことになっています。（ミン・イヒョウ、大野）

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