中国国民党中央委員会が8日、中国共産党中央委員会に電報を送り、中国共産党第18回全国代表大会の開催を祝いました。祝電の中で、中国国民党中央委員会は「両党が現在の基礎を踏まえ、両岸関係の平和的発展の成果を固め、さらに交流を広げて、相互信頼を強化すると共に、中国人の福祉をはかり、共に両岸の明るい未来を築き上げていきたい」としています。

　同日、中国共産党中央委員会は中国国民党中央委員会に返電し、「ここ数年来、国民党と共産党の共同努力によって、両岸関係は歴史的な変化が起こり、両岸関係の平和的発展の新たな局面が切り開かれた。両党は『九・二共通認識』を堅持し、『台湾独立』に反対するという共同の政治的基盤を踏まえて、相互信頼を深め、両岸関係の平和的発展を固めると同時に、両岸同胞により多くの福祉をもたらし、民族復興のために新たな貢献をしていくことを期待する」と表明しました。（Katsu、志摩）