中国外務省の洪磊報道官は6日北京で「対話と協力はイラン核問題を適切に解決する唯一正しいルートだ」という中国の見解を明らかにしました。

　報道によりますと、国際原子力機関（IAEA）の天野之弥事務局長は5日に国連総会に提出した報告で「イランが、、より多くの核活動状況を求められたとおり提供しなかったため、IAEAは引き続きイランとの対話を強化して、協議の早期達成に取り組む」と述べましたが、これについて洪磊報道官は「イラン核問題解決の急務は関連６ヵ国とイランが対話を続けこれを推進して、IAEAとイランとが協力を強化し、これを通じて一日も早く進展を収め、全面的で長期的、かつ適切な問題解決の方法を見出すことにある。イラン核問題は複雑で敏感だが、関係各方面が柔軟で実務的な姿勢を以って対話と協力を推進していけば、問題解決の方法は見出せるはずだ」という見解を表明しました。（ヒガシ）国際・交流へ