中国外務省の洪磊報道官は6日北京で、核拡散防止では「世界の戦略的な安定を維持する」と「各国の安全が損なわれない」という原則に従わなければならないとの考えを明らかにしました。
国連軍縮委員会で日本が出した核兵器廃絶決議の審議で中国が棄権したことについて洪磊報道官「核拡散防止の問題で中国は一貫して核兵器の全面的な禁止と徹底的な廃絶を主張してきた」として、「日本側が提出した『核兵器の全面的廃絶へ向けた共同行動』決議案の一部内容は上述の原則とは一致せず、また『核拡散防止条約』の第8回審議会議で達成した『最終文書』の範囲を超えたことから、中国はこの決議の採決では棄権した」と説明しました。(ヒガシ)国際・交流へ
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