アメリカのオバマ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は28日、イラン核問題などについて電話会談を行いましたが、両者は依然レッドライン問題で意見が食い違っていると見られています。
ホワイトハウスはこの電話会談について声明を発表し、「オバマ大統領はイスラエルの安全保障に対するアメリカの約束を重ねて言明し、両者はイランの核兵器保有を阻止する目標で完全に一致していることを強調した」と述べました。しかし、声明はレッドラインに言及しておらず、両者の食い違いが依然存在することはあきらかです。
この数カ月間、ネタニヤフ首相とその他のイスラエル首脳はイラン核施設への攻撃について何度も話し合い行ってきました。また、ネタニヤフ首相はイラン核問題について「レッドライン」を設けるようアメリカに再三求めましたが、アメリカはこれを拒否し、「制裁と外交手段によってイラン核問題を解決する時間と空間がまだある」述べました。(玉華、中原)国際・交流へ
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