20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が4日、5日の両日、メキシコ市で開催されました。参加諸国と国際金融機関の代表は、世界経済の動きや、G20諸国の強く持続可能な均衡成長のための枠組み、金融改革などの課題について討議しました。
中国からは、中国人民銀行の周小川総裁と財政省の朱光耀次官が中国代表団を率いて出席しました。
大会に参加した各代表は、世界経済の回復が緩慢で、さらなる景気減速のリスクがあると見ており、相変わらず難題に直面している今、G20各国はロスカボス行動計画を全面的かつ適時に実施すべきだとしています。
中国代表は、経済発展方式の転換や産業構造調整など現在の中国経済の動きを説明した上で、「G20各国は政策協調を強化し、国際金融の安定を維持すると共に、市場の信頼感を高め、共に世界経済の回復と雇用の増加を促していくべきだ」と強調しました。(万、大野)国際・交流へ
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