メキシコのロスカボスで2日間にわたって開かれたG20第7回サミットは19日、閉幕しました。会議に参加した首脳たちは世界の経済情勢や国際金融システム、就業、発展、貿易などの議題をめぐって討議し、会議後に「G20ロスカボスサミット首脳宣言」を発表しました。
宣言は、「G20の最も重要な任務は依然として、強くて、持続可能なバランスのとれた経済成長を求めることである。G20は共に努力して、需要を強め、改めて自信を確立し、経済成長の支持や金融安定の促進を通じて、高質の就業機会を創出する。この目標を実現するため、サミットは『ロスカボス成長と就業計画』を採択した」としています。
IMF・国際通貨基金の増資について、宣言は「会議に参加した各方面はいずれも、有効な『世界と地域の安全防衛網』の重要性を認識している。これまでに、各方面はすでにIMFに4500億ドルの増資を提供すると約束した」と指摘しています。(玉華、志摩) 国際・交流へ
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