欧州連合(EU)がイランへの制裁強化を決めたことを受け、イラン外務省のメフマンパラスト報道官が16日、テヘランで、「イランに対する西側諸国の制裁は不法なものだ」と非難しました。

　メフマンパラスト報道官は「制裁の理由は核開発問題だが、これはイランに圧力をかけるための口実だ。いつか核問題が解決されれば、また別の口実を探してくる」と批判しました。さらに「イランの利益にかかわることに、西側諸国が干渉することは許せない。イランは制裁によって退いたり、自身の権利を放棄したりすることはない」と改めて主張しました。(鵬、山下)国際・交流へ