日本のメディアが「中国海軍の複数の艦艇が16日、釣魚島に向け航行していた」と伝えたことに対し、中国国防省報道事務局は同日、「中国海軍の艦艇が関連する海域で、定例の訓練と航行を行うことは正当で合法的である」と強調したうえで、「このほど日本の軍用機が釣魚島周辺の海域で活動し、中国の主権をひどく侵害した。中国軍は日本側の動向を注視しており、事態を複雑化させ、拡大する行動を停止するよう日本に求める」と述べました。
日本のNHKは、海上自衛隊の哨戒機が確認した情報として、16日朝、中国海軍の艦艇7隻が、沖縄県の先島諸島にある与那国島の南東およそ49キロの海域において、太平洋から中国の東海に向けて北上したと伝えています。この海域は釣魚島の南およそ200キロにあり、中国の軍艦が通過したのは初めてだということです。(鵬、山下)
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