9月25日からニューヨークの国連本部で行われていた第67回国連総会一般討論演説が1日、終了しました。

　イェレミッチ第67回国連総会議長は、「今回の一般討論演説を通して、多数の国の間で共通の認識を得ることが出来た。それは、衝突を予防し、平和と安全を持続させること、そして持続的な発展は総合的な戦略を通してでしか実現できないということ。また、世界経済危機の勃発が、貧困撲滅の強化や、ミレニアム開発目標の実現の足かせになっているということだ」と語りました。

　イェレミッチ議長は、メンバー国が団結の力を信じ、相互信頼を深めるよう呼びかけ、「多くの国際問題には共通認識がありながらも、明らかな相違があり克服を必要としているものもある。しかし、皆は楽観的な態度で対応していくべきだ」と語りました。（イツゴウ、丹羽）国際・交流へ