国連のパン・ギムン事務総長は26日、「教育第一」の行動計画を発表しました。これによって、国際社会のより広範な支持を獲得し、教育を全世界の最も優先される事業として、2015年までにミレニアム開発目標の実現を促すことを目標としています。
パン・ギムン事務総長は講演の中で、「教育は希望、尊厳、成長、権利を意味し、貧困撲滅の基盤でもある。今回の行動計画は、性別、背景、境遇を問わず、子供達が平等に教育を受けられること、また、学習の質を向上させ、就職しやすいように科学技術や技能訓練を重視すること、人間性の育成を中心に、公民意識を育て、公平で調和のとれた寛容な社会を作ることの三つを重点的に実施する」と明らかにしました。
なお、国連が発表したデータによりますと、全世界で教育環境を改善するためには、世界各国で少なくとも200万人の教師、貧困国で400万校の学校を増やすこと、また、小中学校の経費に240億ドルの拠出が求められるということです。(閣、丹羽) 国際・交流へ
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