第67回国連総会の主要会合である「法の支配」に関するハイレベル会合が24日、ニューヨークの国連本部で行われました。パン・ギムン事務総長らは、法の支配により国際秩序を維持するよう各国に呼びかけました。
国連のパン・ギムン事務総長は演説で、法の支配は「国際社会の協力と平和的な紛争解決の基礎であり、戦争の再発を防ぐ手段でもあり、またミレニアム開発目標を実現するための基盤でもある」と強調するとともに、国内外の両方で法の支配を強めるよう各国に呼びかけました。
また、今総会のビュック・イェレミッチ議長は、「国際社会における法の支配は行動の予見可能性と結果の合理性の確保に有利であるほか、国家間の政治対話や協力にとっても重要である」と述べ、「数百年間の国際条約や協定により確立された原則と規則は、合理的な国家利益のために機能するものであり、国家利益を凌駕するためのものではない」と強調しました。また、「法の支配を徹底することにより、初めて戦争を避けられる」と述べました。(閣、中原)国際・交流へ
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