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中国とEU、多くの共通の認識に達する

2012-09-21 13:59:22     cri    

























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 20日にベルギーの首都ブリュッセルで閉幕した第15回中国・EU(欧州連合)指導者会合で中国EU双方は、平等な協議を通じて貿易紛争を解決し、双方の投資協定調印に関する交渉をいち早くスタートさせることを表明しあいました。

 中国・EU指導者会合は1998年にスタートしたもので、中国とEUとの最高レベルの定期的な対話メカニズムです。今回会合は、今の中国の指導者にとっては、任期内では最後の会合となりました。この会合に出席した中国の温家宝首相は席上、「現在の中国とEUとの関係は、これまでの協力の成果を基に、未来を切り開く重要な時期にある。チャンスとチャレンジはいずれも大きく、双方は、現在の事態を踏まえ未来に目を向け、時代の流れに遅れず、実務的な中長期計画を立て、これからの協力計画を明確にし、その潜在力を掘り起こし、中国EU関係のより全面的で、バランスの取れた発展を促していくべきだ」と述べました。

 また、双方のこれまでの貿易摩擦の解決や投資協力協定に関する交渉のいち早いスタートなどにについて、温家宝首相は、「これからも貿易規模を拡大し、貿易の自由化、利便化を堅持し、貿易保護主義に反対していくべきだ。また時代遅れの輸出規制をいち早く廃止し、貿易補助金支給の措置は慎重に実施すること、そして相手側への投資を互いに促進しなくてはならず、双方の投資協定をめぐっての交渉をいち早くスタートさせ、市場への参入、政策の透明度、それに知的財産権の保護など実際の諸問題を解決していくよう中国側は望んでいる」と述べました。

 温首相はこのほか中国・EU双方が先進的な製造業、新エネルギー、バイオ製薬産業などの戦略的な新興産業を重点とし、合同研究開発センターなどを設置し、企業を中心とする産業、学界と研究機関の一体化による協力を展開し、新しい経済の成長ポイントを育成していくことなどを提案しました。

 また、今回会合に出席した欧州理事会のファンロンパイ議長と欧州委員会のバローゾ委員長などは、中国との一層の協力の展開に自信を示し、中国側との貿易や投資協力を深め、投資協定に関する交渉をいち早くスタートさせ、国際実務での協力を強化し、共同で世界的なチャレンジに対応していくことを期待しました。欧州理事会のファンロンパイ議長は、「中国とEUはいま、いずれも相手側にとって重要な貿易パートナーとなった。今後、対話を強化し、両国の企業により良い協力環境を提供することが最も重要なこととなった」と語りました。

 また、欧州委員会のバローゾ委員長は、「市場開放を堅持し、貿易保護主義を拒否することが共通の認識となった。これは、世界経済の繁栄、安定と成長にとっても極めて重要である」と述べました。

 また、欧州債務危機について温首相は、中国はこれまで通り、EUや欧州中央銀行などと協力し、債務危機の解決に尽力していくという意思を表明しました。これを受けてEU側は、中国からの支援や双方の協力は、欧州債務危機の解決にとっては非常に重要であると強調し、双方の意思疎通と協力拡大に期待を寄せました。

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