APEC・アジア太平洋経済協力会議第20回非公式首脳会議に出席している中国の胡錦涛国家主席は9日、日本の野田佳彦首相と言葉を交わし、現在の中日関係や釣魚島問題について中国の立場を表明しました。

　胡主席は、「最近の中日関係は、釣魚島問題で緊迫した情勢の真っただ中にある。釣魚島問題における中国の立場は一貫して明確なものだ。日本がいかなる方式によって釣魚島を購入しても、違法かつ無効なものであり、中国はこれに断固反対する」と厳しく指摘しました。さらに、「領土保全と主権維持における中国政府の立場が揺らぐことはない。日本側が事態の重大性を十分に認識し、誤った決定をせず、中日関係の発展の大局を維持することを望んでいる」と語りました。（09/10　Lin、大野）

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