アメリカの連邦準備理事会(FRB)は22日、「これまでの数カ月、アメリカ経済の回復は鈍化の兆しを見せている。FRBの政策担当者の多くは、国内経済の回復は短期的には大きく活気づいているように見えるが、経済回復を刺激するためには、さらに追加金融緩和策を打ち出す必要がある」と表明しました。
FRBはこの日、7月31日と8月1日に開かれた、連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表し、「FRBの政策担当者の多くは、2014年末まで、アメリカの失業率は依然正常なレベルを大幅に上回り、長期的な物価上昇率は目標の2%前後を維持する。追加金融緩和策の実施は雇用状況の改善に有利だ」と表明しました。
専門家らは、31日のバーナンキFRB議長のスピーチで、どのような金融緩和政策のシグナルが出されるかを期待しているということです。(万、大野)
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