FRB・米連邦準備理事会は1日に、FOMC・米連邦公開市場委員会を終えた後に声明を発表し、自国の経済活動はやや減速したが、追加緩和措置を打ち出さず、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準を少なくとも2014年末まで0~0.25%に据え置くことを明らかにしました。
この声明によりますと、6月の会合の後に得た情報は、今年上半期のアメリカ経済はある程度減速したことを示唆しているとしました。これまでの数ヶ月間、雇用の伸びは緩慢で、失業率は依然として高い水準にあります。企業による固定資産投資は引き続き増加していますが、家計支出は年初めより下降しました。住宅市場は改善の兆しが見られるものの、依然として低迷しています。
さらにFRBは引き続きマクロ経済と金融市場の動向に注目し、必要に応じて追加緩和政策を打ち出し、経済と雇用市場の力強い成長を支援することを表明しました。(万、吉野)
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