米国務省のベントレル報道官は9日の記者会見で、「米は引き続き同盟国と協力して、湾岸地域でのミサイル防衛力を増強していく」と述べました。
ベントレル報道官は「湾岸地域で、米の駐留軍、同盟国、パートナー国に対する弾道ミサイルの脅威が日増しに強くなっている。今後数年、この脅威はより強くなる恐れがあり、より複雑化するだろう」と強調しました。
また、「米と湾岸地域の同盟国とパートナー国は、強固な安全保障パートナーシップを保っており、ミサイル防衛問題でも同様だ。米は同盟国の安全保障に力を入れている。今後も引き続き各国との協力を保ち、ミサイル防衛システムの強化に力を入れていく」と強調しました。
9日付けの「ニューヨークタイムズ」によりますと、イランによるミサイル攻撃を想定した地域ミサイル防衛システムを整備するため、米国は湾岸諸国で、政治的相違の解消、弾道ミサイル防衛に関しての武器統合、情報の共有などを積極に働きかけています。(朱丹陽 志摩) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |