サウジアラビアで開かれたOIC・イスラム協力機構首脳会議が16日、声明を発表して閉幕しました。声明は、シリアのOIC加盟国としての資格停止を決め、シリアでの暴力行為を一日も速く終わらせるよう呼びかけました。これについて、シリアのムアレム外相は、「この決定は、OIC憲章の『全会一致で可決』とする規定に違反している」と非難しました。
ムアレム外相はこの日メディアに対し、「一部の国はすでにこの決定を認めない方針をシリアに伝えている。加盟国としての資格停止は、アラブ連盟とOICの陰謀だ。この二つの組織は、シリアの流血に責任を取るべきだ。シリアは会議参加の要請を受けなかったが、これも憲章違反だ」と述べました。(ooeiei、中原)国際・交流へ
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