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 8割の中国人、五輪で負けた選手にも関心

2012-08-08 14:55:50     cri    

 新聞「中国青年報」社会調査センターがこのほど、「中国網」と中国YAHOOを通じて3005人を対象に行った調査で、75.4%の回答者が「オリンピックの金メダル獲得者のほか、負けた選手にも関心を持っている」と答えました。

 回答では「金メダル獲得者にしか注目が集まらず、負けた選手を冷ややかな態度であしらう」という現象に、78.2%が「これは悪習。変えるべき」との見方を示しており、うち、「金メダル獲得は一部の部門と役人の政治成績に関わっている」71.2%、「金メダル至上の社会現象が依然深刻」54.5%、「金メダリストについてのメディアの報道が行き過ぎ」49.8%という結果が出ました。

 また、調査を受けた人の82.6%が「彼らは皆、スポーツが堪能な一般人。だから敗北者などは存在しない」と答え、「中国のようなスポーツ大国は、金メダルを逃した選手、特に試合に負けた選手を責めるのではなく、もっと関心を寄せるべきだ」と答えた人は89.6%に上りました。

 武漢体育学院の王金燦教授はこれに対して、「スポーツ大国であるかどうかの評価基準は金メダルの獲得数で決まるわけではない。国民スポーツ水準、スポーツ産業、スポーツの関連法規などにも関わっている」と述べました(馬ゲツ、丹羽)

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