中国保険監督委員会は31日、7月30日零時までに、北京市の保険会社が受け取った大雨による損害保険申請が4.6万件、金額にすると9億元に達したことを明らかにしました。そのうち、自動車保険の申請が4.1万件、金額で3.7億元に達する見込みです。

　保険監督委員会は各保険会社に、極端な天気により生じた保険対応は、積極的、速やかに、正しく、合理的に行うよう要求しました。また、車両の救援、損失の確定などのサービスを確実に提供し、自主救援による費用の負担や被災状況の深刻な企業、地域に対しては、損害確定前の仮払いなどを積極的に行うべきだと要求しています。

　同委員会はさらに、各保険会社は不測の事態に適切に対応するという原則に従って、保険契約に基づき即時、十分な金額で賠償すべきだ。特別な事情に対しては、社会的な責任から、賠償条件を緩やかにすべきだと強調しました。（ooeiei、高橋）暮らし・経済へ