次の豪雨に対応するため、中国国家防災委員会弁公室は27日、災害救援早期警戒体制を緊急始動しました。
専門家によりますと、最近、北方では降雨が非常に多く、一部の地区、特に山間部の土壌の水分は飽和状態になっているため、次の豪雨があれば、さらに深刻な洪水災害と土砂災害が起きる可能性が大きいということです。
このため、国家防災委員会弁公室は緊急通達を出し、北京、天津、河北、山西、内蒙古、遼寧、吉林、黒竜江、山東などの民生部門に対して、早期警戒情報を発表し、災害リスクの高い地区の市民の緊急避難を手配すると共に、各種の災害に適時に対処して、災害が発生したら1時間以内に救援隊を派遣し、救援物資と資金を届けられる態勢を確保するよう要求しています。
中国気象部門の予報では、27日から29日にかけて、内蒙古自治区の河套地区と中東部、華北東部と北部、東北地区の大部分で雨が降り、うち一部の地区では豪雨や大豪雨になりそうだということです。(玉華、大野)暮らし・経済へ
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