28日、シリア政府軍と反対派勢力の武装衝突がエスカレートしつつあります。

　シリア北部の中心都市アレッポでの衝突は7日目に入りました。シリア政府軍の高官によりますと、この衝突で反対派勢力の多くの人が銃殺され、政府軍は大量の兵器を手に入れたということです。人権団体「シリア人権監視団」によりますと、「シリア自由軍」の指導者一人が28日政府軍に銃殺された他、政府軍の方も10数名が死亡したということです。

　国連難民事務所の報告によりますと、このシリア国内の衝突のエスカレートに伴い、現在レバノンに滞在しているシリア難民は3万4000人を越えているということです。（ooeiei、高橋）

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