国連のパン・ギムン事務総長は21日、訪問先のクロアチアで、「国連は、引き続きシリア問題の平和解決に積極的に関わり、平和解決策を探っている」と明らかにしました。
パン事務総長はシリア情勢について「死亡者の数が絶えず増えていることや、多くの住民が家から逃れることを余儀なくされ、非常に心を痛めている」とした上で、「国連は引き続き、シリア問題の解決に積極的に関わるとともに、平和解決策を探っている」と述べました。
また、国連の安保理が20日、シリア監視団を30日間延長する案を全会一致で採択したことについて、パン事務総長は「これは建設的な一歩である。安保理は最善を尽くし、国連憲章に則り、共同責任を果たすべきだ」と強調しました。また、シリア政府と反体制派に対して、「あらゆる武装暴力活動の無条件での停止」を求めました。(朱丹陽 山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |