ロシア外務省は24日、「シリア政府が『毒ガス等使用禁止に関するジュネーブ議定書』を遵守し、戦争中、化学兵器を使用しないよう望む」と表明しました。
ロシア外務省はこの日の声明で、「シリア外務省の関係者が外国からの攻撃があれば化学兵器の使用も辞さない考えを表明したことに注目している。シリアは1968年に『毒ガス等使用禁止に関するジュネーブ議定書』に署名した。これに署名した国は戦争中、毒性ガス又はこれに類するガスの使用が禁止されている。シリア政府はその担うべき国際義務を遵守してほしい」としています。
シリア外務省の報道官は23日、「生物・化学兵器は国外の敵に使われるもので、国内ではいかなる事態でも使用することはない」として、「これらの兵器は軍によって安全に保管されている」と述べました。
アメリカのオバマ大統領は、「もしアサド政権が化学兵器を使うという悲劇的な過ちを犯せば、国際社会とアメリカは責任を追及するだろう」と述べました。(ooeiei、丹羽)
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