イラクのヌーリ・マリキ首相は24日に、「イラクは国際社会がシリアの危機を平和的に解決するために尽くした努力を支持する。危機解決において外部勢力による干渉をできるだけ避けるべきである」としました。

　マリキ首相は当日、首都バグダッドでスウェーデン、ブルガリア、ポーランド3カ国の外相らと会見した後、声明を発表しました。声明は「イラクは政治的手段を通じてシリア問題を解決することを主張し、武力の行使には反対する」とした上で、「シリア人民が苦しみを受けており、その合法的権利が保障されるべきであり、危機によってもたらされた国と地域の流血衝突と破壊を直ちに止めなければならない」と述べました。

　EU・欧州連合の3カ国の外相はその際、イラクの地域実務で果たした役割を評価し、シリア危機の平和的解決のため、イラク側が支援を提供することができると信じています。（ｈｊ、KOKUSEI）

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