シリア外務省の報道官は23日、「シリアはトルコに敵意はなく、昨日シリアで起きたトルコ戦闘機の『墜落』事件は、現在適切に解決中だ」と述べました。
また報道官は、「シリア上空に侵入した不明航空機をシリア軍が撃墜するのは、国家主権を守る防衛活動だ。トルコ側と協力して行方不明のパイロットを探しているのは、シリアの責任ある態度の表われだ」と話しました。
トルコ首相府は23日声明で、22日シリア領海に墜落したトルコの戦闘機はシリアに撃墜されたものだと発表しました。声明はまた、「2人のパイロットの救出活動は現在も続いている。事件の詳細が全て明らかになった後、トルコは最終的な立場を明確にし、必要な措置を講じる」としています。
国連のネシルキー報道官は23日、「パン・ギムン事務総長は、トルコとシリアが互いに冷静さを保ち、外交ルートを通じて、戦闘機撃墜事件を解決してほしい」と述べました。(劉叡、大野) 国際・交流へ
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