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 シリア、暴力が続き情勢悪化

2012-06-15 11:02:44     cri    

 14日にシリアの首都ダマスカスと北部のイドリブで自動車が爆弾で爆発する事件が発生し、少なくとも1人が死亡したほか、多くの人が負傷しました。またシリア反政府組織はこの日の衝突による死亡者はおよそ40人と発表しました。

 この日、国連のシリア停戦監視団はシリア沿岸部のラタキア州のハファ地区に入り、現地の交戦状況を調べました。同監視団の報道官は「1週間前に、シリア政府軍と反対武装勢力はここで激しく衝突した。現在も人員の死傷状況ははっきりしていない」と述べました。

 また他の報道によりますと、ロシア駐在のハダドシリア大使は14日にモスクワで、「アメリカなどの国が国連とアラブ連盟のアナン合同特使が提出した和平計画を破壊した。シリア政府は和平計画が失敗したとは見ていない」と非難しました。

 これ先立ち、アメリカホワイトハウスのカーニー報道官は「現在のシリア情勢を『内戦』と表現することは望まない」としながらも、「『機会の窓』が最終に閉じられれば、内戦勃発の可能性も高まる」と警告しました。(万、吉野)国際・交流へ

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