国連高官がシリアを内戦状態としたことに対し、シリア外務省は13日、「内戦ではなく、対テロ活動だ」と反論する声明を発表しました。

　国連平和維持活動(PKO)担当のラズース事務次長は12日、記者団に対し、シリアでは衝突が激化し、事実上の内戦状態となっているとの認識を示しました。

　これに対して、シリア外務省は「シリアで起きているのは内戦ではなく、政府がテロリストを取り締まるための活動だ」としたうえで、シリアの現状を客観的、公正かつ正確に判断するよう国連に求めました。(鵬、山下)国際・交流へ