この日、エルベ・ラドゥス事務次長はメディアの取材を受け「シリアでは暴力が拡大しており、状況の性質が変化したことを示し、『内戦状態』といえる。現在、シリア政府はすでに一部の領土を失い、いくつかの都市の抑制力も失った。シリア政府は奪い返そうとしているが、反体制派側もこれに抵抗し、大規模な暴力事件が発生している」と指摘しました。
アメリカは、暴力の責任はシリア政府にあるとしていますが、シリア外務省は12日に、「アメリカは、武装テロ組織による虐殺を扇動している。公然とシリアの内政に干渉している」と強く非難しました。
ロシアのラブロフ外相は12日モスクワで、「シリア問題をめぐる国際会議の開催を引き受けるが、イランの参加を受け入れるべきだ」と述べました。(任春生、吉野)
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