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 国連報告書、「地球環境の受容能力は極限に」

2012-06-07 15:50:24     cri    

 国連環境計画(UNEP)は6日、ニューヨークの国連本部で、第5版の「地球環境展望」総合報告書を発表し、「世界は依然として持続困難な発展の道を歩んでおり、地球上の各生態系の受容能力は生物の物理的な極限にまで押しやられている」と指摘しています。

 「地球環境展望」報告書は90項目の環境目標について、その進展を評価しましたが、そのうちわずか4項目が重要な進展を見せているものの、気候変動、魚類資源、砂漠化、干ばつなど24の目標はほとんど、または何の進展もなかったということです。

 報告書は、「もし、人類がいち早く生産と生活のスタイルを変えなければ、人類活動は地球生態系のいくつかの生態系の受容能力を超える可能性がある。発展の追求が環境保全と人類の幸福を犠牲にしてはならない」と警告しています。(玉華、大野)国際・交流へ

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