会員登録

 中日韓環境閣僚級会議、ホットポイントを討議

2012-05-04 19:51:46     cri    
 2日間わたる第14回中日韓環境閣僚級会議が4日、北京で閉幕しました。

 3国の環境相は会議後の記者会見で、地域及び世界における環境分野の交流と協力を共に推進する意向を表し合いました。

 中国の周生賢環境保護相は席上「今回会議は多くの成果を収め、この3国が共に協力して環境状況を改善し、この地域及び世界の持続的な発展に積極的に貢献していくことを表明しあった。閣僚たちは多くのリアルな問題をめぐって討議した。今回会議ではそれぞれの環境保護政策の実施状況を紹介し、地域及び世界の一連の重要な環境問題をめぐって意見を交わし、これを通じて相互理解を深め、多くの面で見解の一致を見た」と述べました。

 今のところ、日増しに増えていく環境問題で中日韓三国はいずれも多くの試練に直面していますが、中国の周生賢環境相はこれについて「三国はそれぞれの国情に基づき、連携して地域の環境保全に力を入れていくべきだ。広域大気汚染問題については、三国は協力活動を実施していく」との考えを示しました。

 日本の細野豪志環境大臣は、「今回会議の成果の中では広域大気汚染を始めとした分野で協力の推進が確認できたことは大きな成果だ。特に光化学オキシダントの問題や黄砂の問題についてはさらに研究を進めていく方向性が確認をされた。これでこれまでの取り組みを更に加速化することができるではないかと思っている」と述べました。

 会議期間中、三国の環境担当相は中日韓三国の環境協力における十大優先プロジェクトの実施状況を聴取し、青年たちのグリーン活動への参加を提唱した上で、三国が環境サービスレベルを引き上げる国際協力プロジェクトを実施することに努めていくと表明しました。

 中日韓環境相会議は東アジア地域の主要な環境分野の対話と協力におけるメカニズムであり、年に一回三国で順番に開催されます。

 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS