中国の周生賢環境保護相は11日に、国連環境計画の本部があるケニアの首都・ナイロビで行った演説で、「中国は工業化と都市化の道のりで、正しい経済政策は正しい環境政策であることを認識した。われわれは今後、オープンな姿勢で、世界各国と、グリーン経済の経験と技術を共有したい」との中国政府の立場を表明しました。

　周環境相は「科学発展観の樹立と実行、持続可能な発展の推進、グリーン発展の促進などで、中国政府の立場は終始一貫している。これは、国際グリーン発展、グリーン経済の流れとも同調している。中国は、進んだ環境保護技術を持つ国が中国に進出し環境産業に投資することを歓迎している。中国市場は大きな潜在力を持ち、相乗効果を生むだろう」と述べました。（朱丹陽）国際・交流へ