UNEP・国連環境計画第12回理事会兼世界閣僚級環境フォーラムが20日、国連環境計画の本部がある、ケニアの首都ナイロビで開幕しました。フォーラムでは、国連環境計画が設立されてから40年間に収めた成果を振り返り、今年6月、ブラジルのリオデジャネイロで開催される国連持続可能な開発会議総会（地球サミット2012、リオ＋20）の円満な開催に向けて、話し合う予定だということです。

　ケニアのキバキ大統領は開幕式で、「環境にやさしい発展には、より強大な機構が必要だ。アフリカ連合の加盟国は、国連環境計画が更に強大な国連の専門機関に発展し、全世界の環境問題を管理していくことを期待している」と語りました。

　国連事務次長でもある、国連環境計画のシュタイナー事務局長は「会議では、国連環境計画の40年の発展の歴史を振り返るほか、今後40年ないしさらに長い未来の責務を考えたい」と述べました。（Yin、大野） 国際・交流へ